女にもてたきゃ、これを読め! 僕はエヴァ槍の渚カヲルからすべてを学んだ
ようこそ末席ブログへ。
誠に失礼なことを、しれっと初っ端から申し上げれば、このブログを見ている諸兄たちは女性にまずもてた事がないのだろう思う。
まぁ、それはそうだろう。
もてるというのは、複数の女性に思いを寄せられているという状態なわけで、男と女が同数ないじょう、もてる男など一握りであるのだから。
かくいう僕も、365日しっかりともててない。
ただ、オッサンになるまで、無駄に歳を食っていたわけでもなく、どういう男が女性にもてるのか、そのポイントだけはしっかりと会得したつもりである。
それは一言で言ってしまえば、ずばり大人な男。
小さなことで、不満や愚痴をぎゃーぎゃーわめかず、いつもクールで余裕のある男。
そう、クールでミステリアスな男なのである。
そして、エヴァンゲリオン希望の槍を打つにあたり、そのARTを消化するにあたり、僕はさらに一段も二段も上のもてコツがわかってしまったのである。
僕はこのART中の渚カヲルのナビゲーションによって、誰よりも強く、誰よりも激しく、女性にもてるこつを、理解したのである。
すべては「ほのめかし」なのである。
怒り、悲しみ、喜び、すべてをあからさまにしない、ここなのである。
婉曲、迂遠に、すべての心模様をほのめかすという、上質な大人のオブラートなのである。
さぁ、御託はこれくらいにして、それでは、ともにもてる男になるため、究極のリアルガチなシュミレーションにお付き合い願いたい。
この日記を読み終えたときには、あなたはもう、ちょいモテ男に生まれ変わっていることを、悪伊直介、ここにかたく約束しよう。
〇月△日 新宿アルタ前。
まだ充分に暑い日差しの下、僕ちゃんは立っている。
照り返しもまぶしく、汗が噴き出してくる。
時計を見ると12時03分。
すでに待ち合わせ時間を3分すぎている。
この前も、その前も遅刻した彼女ちゃん。
女はほんと、時間の概念が緩いのだ。
更に5分、加えて5分、計10分。
心で舌打ちし、もうメールせず帰ろうと思った矢先
「待った~~」
申し訳程度に小走りに、なにか新調した服を身にまとった彼女ちゃん。
ここで怒りの気持ちを出すのは子供である。
ぐっと抑え、飲みこむと、顎で「行こうぜ」のサイン。
歩き出す僕ちゃんの、後ろから少し早足についてくる彼女ちゃん。
彼女ちゃん「何よ~10分ちょいくらい、いいじゃん」
バカヤロー。
炎天下10分以上待たされる、こっちの身にもなれっつーの。
しかしこれも微塵も出すな。
彼女ちゃん「怒ってる?」
ここでアル!!
僕ちゃん「パターン、ブルーだよ」
彼女ちゃん「ハッ!! パターンブルー・・・。そうだよねぇ」
3度連続の遅刻にも怒りを見せず、クールに言い放つ男。
ぐっとくるはずである。
実際、彼女ちゃん、少し反省した模様。
安くて、いい店を見つけたというので、昼間から焼肉屋へ行く。
混雑した店内。
ボックス席に店員がやってくる。
メニューをそぞろ眺める彼女ちゃん。
彼女ちゃん「何する? カルビいっとく?」
僕ちゃん「パターングリーンだよ」
彼女ちゃん「ハ!! 何よ~~。いつもお肉ばっかりなのに、いきなり野菜なんてヘルシーじゃんかぁ~」
ひとしきり肉と野菜を堪能し、会計へ。
レジへ並びかけた瞬間、けばけばの物体が割り込んでくる。
おばちゃん、2人組である。
おばA「東京にしては、けっこういけたわ~」
おばB「ほんまやね。でも大阪やったらこの半額で食べれるわ」
おばA「しーっ。やで」
おばB「ガハハ。そやな」
勘定を済ませ、それからも何やらやかましくしゃべりながら、店を出ていく2人。
彼女ちゃん「割りこんどいてさ。何あれ。ほんと大阪のおばちゃんって、デリカシーなくて最悪だよ」
店を出てからも、彼女ちゃんの愚痴は止まらない。
彼女ちゃん「ほんとさ、気分よくご飯てべてたのに、大阪のおばちゃんってゴキブリみたいに最悪だよ」
何も言わず歩き続ける僕ちゃんに
彼女ちゃん「さっきから、何も言わないけどさぁ。さっきの大阪のおばちゃん、ひどいと思わない?」
僕ちゃん「パターンホワイトだよ」
彼女ちゃん「ハ!! パターンホワイト・・・。そうだよね。大阪のおばちゃんといっても色んな人がいるよね。それを私ったら、ひとくくりにして」
彼女ちゃんの眼差し、明らかに尊敬の眼差しである。
服を見たいという彼女ちゃんの希望で、ルミネに向かうことにする。
すっかりご機嫌になった彼女ちゃんは、良くしゃべる。
そしてよく笑う。
あまりに上機嫌なためか、彼女ちゃん、信号をよく確認もしないで、黄色信号で、細道を向こうへ渡ろうとする。
僕ちゃん「!!」
彼女ちゃんの細い二の腕をつかむと、ぐっとその体をこちらへ引き寄せる。
イカレタマフラーから轟音を立て、目の前を通りすぎていく、250CCモトクロスバイク。
少しおびえたように、甘えた子猫のように、、僕ちゃんの胸の中で、僕を見上げる彼女ちゃん。
僕ちゃん「パターンイエローだよ」
確実にキマリである。
HOTEL.507号室。
ここだけは新宿の喧騒とは別世界である。
静かに「シャワーを浴びろよ」という僕ちゃん。
しかし彼女ちゃんは、今日の僕ちゃんの大人極まりない対応に、そのほのめかしに、もうメロメロなのである。
シャワーどころではない。
それはもうビーストモードなのである。
僕ちゃんの服をむしりとる彼女ちゃん。
たちまちすっぽんぽんになる僕ちゃん。
己の汗の匂いが、彼女ちゃんの汗ばんだメスの匂いが、大人のクールさを全崩壊させようとする。
だめだ! こらえるんだ! 婉曲迂遠にほのめかすのだ!
彼女ちゃん「いいから、あなたはじっとしていて」
ぎらつく、興奮した目で舌なめずりする彼女ちゃん。
彼女ちゃん「上から、下から、どっちから攻めて欲しいのよ♥」
GAGAGAGAGA.
何かが、ホウカイしていく・・・。
僕ちゃん「パターン、ち〇びで」
DAINASIである。
☆君☆押☆我☆嬉☆
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